オーダーメイド枕のお客様事例1

店主ブログ快眠せいぶzzz『オーダー枕Tさんの場合』より引用(外部リンク)

●坂出市 T様(50歳代、女性)の場合

Tさんご夫婦がご来店され、
奥様にオーダーメイド枕をお作りしました。
お悩みは『寝ていて目が覚めると手がしびれている』とのこと。
整形外科に行ったところ、
使っている枕が合っていないと言われたそうで、
車でわざわざ1時間かけてのご来店です。

私がオーダーメイド枕をお作りする時に最も重要視しているのが『聞き取り』、
格好良く言い換えると『コンサルティング』です。

Tさんのお話を詳しくお聞きしていて気になった点が一つありました。
それはご主人とシングルのおふとんで一緒に寝ておられること。
シングルで二人で寝ると狭いので、
寝返りが非常に打ちにくくなります。

ちなみに使っておられる敷きふとんは
30万円もした健康敷きふとんだそうなのですが、
いくら敷きふとんが良くても、そのような寝方をしていたら、
質の良い睡眠がとれるはずはありません。

通常私たちは一晩のうちに、
無意識に20回から30回寝返りを打つと言われています。
そしてその寝返りにはとても重要な役割があります。

寝たきりのお年寄りが『辱創』、いわゆる『床ずれ』になるのは、
寝返りが打てないからです。

また、最近よく聞く『エコノミー症候群』も、
飛行機のなかでじっとしているゆえに、
血流が悪くなって生じます。

人間にとって『動かずじっととしている』のは、
実はかなり辛いことなのです。
ですから私たちは起きている時も、寝ている時も、
小刻みに体を動かしているのです。

寝返りには大きく3つの役割があると言われています。
1.体圧の分散
2.血流の滞りを改善
3.(体の周辺部分の)温度・湿度の調整

おそらくTさんの場合、
合わない枕を使っていることに加えて、
寝床が狭いゆえに寝返りが打ちにくく、
(無意識のうちにじっと同じ姿勢を取っている可能性が高いです)
手の部分への血流が阻害され、しびれているのだと考えられます。

ですからTさんに対しては、
ぴったりの枕をお作りしたことは当然ですが、
今日からもっと広い所で(シングルならば別々で)
寝ていただくようアドバイスしました。

横で私の話をずっと聞いておられたご主人も、
最初はちょっと厳しい顔をして聞いておられましたが、
最後はご納得いただけたご様子で、
『さっそく今日から別々に寝るようにします。』と言いながら、
二人揃って笑顔で帰って行かれました。

Tさん遠方からのご来店ありがとうございました。
きっと今日から気持ち良く眠っていただけることと思います。