【子供店長&子供副店長通信】『将来何になる?』 親として願う自分らしい人生(2025年9月号)

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1.大好評『子供店長&子供副店長通信』の過去記事を大公開

当店ではダイレクトメールを手作りし、ご縁のできたお客様の所に定期的にお届けしています。

2025年9月『秋の相談会』ダイレクトメール

ダイレクトメールの中には、寝具の情報だけではなく、毎回『子供店長&子供副店長通信』を掲載しています。

『子供店長&子供副店長通信』は、我が家の2人の息子の成長記録、そして私の子育て論を綴ったものです。

多くの方からの共感をいただいており、ダイレクトメールの中で最も人気のあるコンテンツです。

一人でも多くの方にお読みいただきたく、ブログにて公開したいと思います。

 

今回は2025年9月号をお届けします。

子供店長&子供副店長通信 2025年9月号

 

READ  【自己紹介】自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』への道(パート1)

 

2.息子たちの将来の夢は?

長かった夏休みもようやく終わりました。

夏の間、私がパソコン仕事をしている隣のテーブルで、息子たちは宿題をしているかと思いきや、ニンテンドースイッチに夢中。いなくなったと思えば、店内でキャッチボールが始まる。勢い余って羽毛の入った瓶を破壊し大惨事を引き起こす。正座させて『本日、一切の遊び禁止!』を言い渡す。そんな毎日でした。

そんな息子たちの将来の夢は、兄『ふとん屋』、弟『すし屋』。

もちろん家業を継いでほしいという気持ちはありますが、先の見えない時代ですから、彼らが物心共に豊かな人生を送ってくれることこそが一番の願いです。

そして子供たちに『働くこと』の本質をどう伝えていけばいいのだろう?そんなことを考えて始めていたこの夏、印象深い出来事がありました。

 

3.地元の高校生と『働くこと』を語り合う

夏休みの2日間を使って、地元の高校生を受け入れ、『インタビューシップ』を実施することになったのです。

これは職場体験とは違い、私たちとじっくり対話することで、『働くこと』を知り、『将来の職業選択』に役立ててもらうのが目的です。

当日、来てくれたのは

『自分に特別な才能があるとは思えない』

『将来やりたい仕事が見つからない』

という問題意識を抱えた生徒さんでした。緊張もあってか口数が少ない彼女に対して、私が一方的に話し続ける展開になりました。

初日を終え『どれだけ伝わっただろうか?』と不安になった私は、メッセージを送りました。

『私ばかり話してしまったことを反省しています。次回は、もっとあなたの言葉を引き出せるよう工夫しますね。二人の息子の親として子育てに真剣に向き合っている経験を踏まえ、有益なアドバイスができるように頑張ります。』と。

さらに、私が書いた自己紹介ブログも紹介しました。

READ  【自己紹介】自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』への道(パート1)

全くの異業種から『ふとん屋』になり、『文章を書く』という自分の強みを見つけ、どう仕事に生かしているのか?そのストーリーが彼女のヒントになるかもしれないと思ったからです。

私の想いを受け止めてくれたのか、二日目の彼女は積極的に質問や自分の意見を言ってくれるようになりました。そして終了後に丁寧なメッセージを送ってくれました。

『一番心に残っていることは“自分らしく“という言葉です。今までは給料が良ければいいと考えていたけど、自分の強みや趣味を生かせる職業につき、仕事が楽しいと思えるような人生にしたいと思いました。高校に入ってからずっと就職すると決めていたけど、進学も視野に入れて勉強していきたいです。』

 

4.最高の助っ人、そして的確すぎるアドバイス

今回のインタビューシップでは、息子たちが度々乱入し(コースケはすまし顔で、マサキはおふざけ全開で)、場を和ませてくれました。

緊張気味だった生徒さんも、彼らのおかげでだんだん明るい表情に。

対話風景の写真はマサキがカメラマンとなり、良いアングルを求めて棚によじ登るなど大活躍でした。

生徒さんが帰る間際に『マサキからお姉ちゃんに何かアドバイスしてあげて』と頼んでみました。

これは単なる座興ではなく、マサキなら『深~い』事を言ってくれるのを期待してのものです。

『じゃあ紙に書いてくるから、待っててね〜』、やがて戻ってきたマサキ。そこには

『いい人とけっこんしろよ』

『しょくぎょうは自分できめろ』

『ゆうきを出せ』という三つの言葉が手書きしてありました。

『結婚』はさておき、『職業』と『勇気』は私が苦労して伝えようとしていた事の本質を、たった二言で言い表しているかのような切れ味でした。

生徒さんも弾ける笑顔で深く頷き、この紙をそっと大切そうに折り畳みました。

 

5.『偏差値』では測れない才能を信じ、応援し続ける

この夏のコースケは、甲子園の高校野球に夢中でした。

そして、毎日のように独自に抽選をしては、架空のトーナメント表を作っているのです。

しかも一文字ずつ馬鹿丁寧に清書している集中力は凄まじいものがあります。

一見すると無意味な創作活動ですが、この『好き』に没頭できる力こそが、将来何かを生み出す原動力になるかもしれません。

一方のマサキは、今回のアドバイスのように、物事の本質を捉え、ユニークに表現する言葉力を持っています。

マサキの突拍子もない言動には、ハッとさせされることもしばしばです。この人並外れた個性が、将来多くの人を惹きつけ、笑顔にできる武器になることを期待しています。

親として本当にすべきなのは、彼らが持つ唯一無二の才能の芽を見つけ、もしそれが『偏差値』のように世間一般で高く評価されるようなものでなかったとしても、それを信じ応援し続けることだ…と私は思います。

息子たちが将来どんな道を選んだとしても、自分の仕事に誇りを持ち、自分の強みを活かし、胸を張って『楽しい』と言える人生を歩んでほしい。

高校生との対話、そして息子たちの無邪気な日常から、そんな当たり前で、一番大切なことに気づかされたひと夏でした。

 

この記事は自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』が書きました

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自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』

かつてはカネボウで化粧品研究員をしていました(口紅やマスカラの処方開発担当)。現在は縁あって(婿養子)香川県で『寝心地ラボ+ byふとんのせいぶ(西部製綿株式会社)』の社長をしています。自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』です。広島県出身の熱狂的カープファン。現在58歳ですが、10歳と8歳の男の子のおっさんパパ。『寝具』や『眠り』のことだけでなく、『子育て』のことを書くことも大好きです。もと研究員だけあってかなり理屈っぽいですが、出来るだけ読みやすい文章を心がけています。

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