【子供店長&子供副店長通信】店舗改装、つかの間の休息、そして・・・(2023年5月号)
1.大好評『子供店長&子供副店長通信』の過去記事を大公開
当店ではダイレクトメールを手作りし、ご縁のできたお客様の所に定期的にお届けしています。
ダイレクトメールの中には、寝具の情報だけではなく、毎回『子供店長&子供副店長通信』を掲載しています。
『子供店長&子供副店長通信』は、我が家の2人の息子の成長記録、そして私の子育て論を綴ったものです。
多くの方からの共感をいただいており、ダイレクトメールの中で最も人気のあるコンテンツです。
一人でも多くの方にお読みいただきたく、ブログにて公開したいと思います。
最新号から過去にさかのぼる形で順次アップしていきますので、そのつもりでお読みいただければ幸いです。
今回は2023年5月号をお届けします。
1か月お休みをいただいて実施した店舗の全面リニューアルのこと、それに対する息子たちの感想などを記しました。
2.【店舗改装】新しいお店の内部 & こだわりご披露します!
コンセプトは『コミュニケーション』と『体感』
1か月の店舗改装のための閉店を経て、このたび店舗を全面リニューアルしました。
メインカウンターは先々代が育てた松の木
店内中央にあるメインカウンターは、先々代が山で育てた松の木を利用しています。
30年以上前に山から切り出し大切に保管していたものでしたが、実際に仕上がってみると想像以上に立派な物が出来ました。
ここが当店の顔と言えるでしょう。私は普段ここにノートパソコンを置いてデスクワークをしていることが多いのですが、極めて居心地が良いです。
その奥にあるキッチンや手洗い・トイレの造作にもこだわりました。
こういったスペースを活かして店長の趣味を生かしたお菓子作りのイベントなど開催出来ればと考えています。
お客様にくつろいでいただける空間づくりと間接照明
これ以外にも店内各所にテーブルやベンチを設け、お客様にくつろいで滞在いただけるようにしました。
その分、面積の割に商品の棚は少ないと思います。
しかしながら商品が映えるようライティング(間接照明)にはこだわりました。
土足と靴脱ぎを分けた体感スペースの工夫
また入り口付近は土足のままで気軽に回遊でき、そしてじっくり体感いただく際には靴を脱いで上がっていただくように区切りました。
奥の体感コーナーは店頭からは隔離された形になっており、さらに一番奥には琉球畳を敷いた和室を設けました。
落ち着いた雰囲気でじっくり寝具を体感いただける空間になったと思います。
2階はマットレスとベッドの展示
2階はこれまで通りフィットラボマットレスとパラマウントベッドをゆったりと展示しています。
設計に1年間をかけただけに、随所にこだわりが込められたお店が出来上がったと思っています。
3.『寝心地ラボ+ byふとんのせいぶ』とした理由
お店が新しくなったのに合わせて屋号も『寝心地ラボ+ byふとんのせいぶ』に改めました。
このネーミングが決まったいきさつもなかなか興味深いのですが、紙面の都合で割愛します。ご興味のある方はお問い合わせください。
新屋号に込められた3つの意味
①『寝心地』については改めてご説明するまでもないと思いますが、『体感』を重視したお店であることを表現しています。
②『ラボ』とした理由は、社長・店長がもと化粧品研究員であり、お客様の体型測定をしたりして、理路整然と説明する理系の接客スタイルを取っているからです。
③語尾の『+』には『お客様の期待を上回るご提案』『単なる物売りではない付加価値のご提供』などの意味を込めています。
ネコが背を向けて寝ている新しいロゴマーク
ロゴマークも新しく作りました。実はこれデザイナーさんに外注したものです。
ネコが背を向けて寝ているかわいいイラストですが、ぱっと目につきやすく、しかも何となく印象に残るロゴマークになったのではないかと思っています。
店頭にも大型の看板を設置しますので、これからはこのマークを目印にしてください。
4.子供店長&子供副店長通信 ~つかの間の休息、そして・・・~
つかの間の休息とは少しおおげさかもしれません。
改装期間に家族で過ごした「空前絶後」のお出かけ
4月はほぼ1か月お店の営業を休んだとはいえ、新しいお店のための準備などがたくさんあり、実は意外と忙しく過ごしました。
それでも普段よりは時間に余裕がありましたので、息子たちを連れてたくさんお出掛けをしました。
1泊2日の温泉旅行に2回、何度かの外食、そして長男(だけ)を連れての初マツダスタジアム(カープの野球観戦)。
仕事柄、この短期間にここまでのお出かけは空前絶後・・・というと大げさですが、今後なかなか出来ないと思います。その分息子たちはとても喜んでいました。
新しいお店を喜んだ二人
喜んだと言えば、二人とも新しいお店が出来上がるのを随分と待ち遠しそうにしていました。
改装が進み、棚や壁・部屋が出来上がる段階になると、毎晩のように夕方お店に入っては、出来具合をチェックして『おー、ここがトイレ、ここが事務所』などと歓声を上げていました。
いざ新しいお店ができてみると、新しいお店がすっかり気に入っている様子です。
二人とも(学校、保育所から)帰ってきたら習い事をやったり、遊んだりと、居心地良さそうに過ごしています。
『新しいお店のどこが良い?』と聞いてみたところ、二人がそれぞれ味わい深い答えをくれました。
コースケとマサキの「味わい深い」評価
コースケは『トイレがきれいなところ』→なかなか渋いところに目を付けました
マサキは『外観』→5歳にしては難しい言葉を使いました
GWに飛び出した「ふとん屋の子に生まれなければ」の愚痴
しかしながら、いざ5月の連休に突入すると『あ~ぁ、去年のGWは良かったなぁ~』とコースケの愚痴が聞こえてきました。
ちなみに去年のGWはお店を3連休とし、あちこち遊びに連れて行ったので、その時の楽しさが頭に残っているようです。
だからと言って、4月に1か月近くお店を休んだ上に、GWに連休を取るというのはさすがに無理筋というものです。
カウンターパンチを防いだささやかな特別サービス

しかしながら『4月にあれだけ出掛けたんだから、我慢しなさい。』
と言うと
『こんなことなら、ふとん屋の子に生まれて来なければ良かった。』
というカウンターパンチが飛んできそう(苦笑)なので、急遽特別サービスの実施を決定。
とはいえ、
『今日のお昼はコンビニで好きなお昼ごはんとおやつを買っていいぞ』
『明日の夜は外食に行くぞ』
といったささやかなものですが、それでも二人とも『パパ大好き♪』とすっかり大喜びでした。
5.新しいお店は二人の息子にとって大切な成長の場
さて、これから二人は新しくなったお店でいろいろなものを見聞きし、経験すると思います。
仕事を通じ、社会性を身につける機会
私たちの仕事ぶりを間近で見、ご来店いただいたお客様や業者さんともコミュニケーションを取り、そして仕事のお手伝いという機会も増えてくるかもしれません。
そういった機会を通じて、社会性を身につけ、またふとん屋という仕事を身近に感じてもらえれば、親としてこれほど嬉しいことはありません。
新しいお店は二人の息子にとって大切な成長の場でもあります。
お客様へのささやかなお願い
お店で息子たちを見かけられた際、もしかしたらはしゃぎ過ぎてご迷惑をお掛けすることもあるかも知れませんが、どうぞ暖かい眼差しなど送っていただければ幸いです。
この記事は自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』が書きました
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