【子供通信】思い出はココロと〇〇〇に刻まれる というお話

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長かった夏休みも終わりました。

この夏は異常なほど暑くて、ほとんど外遊びができなかったので、兄弟揃ってずっとお店でダラダラしていました。

『仕事をしている私にちょっかいを出してくる』
『売り場で鬼ごっこやキャッチボール』
『静かだなぁと思えば、体感用のマットレスに寝転んでニンテンドースイッチ(ゲーム)』
『いなくなったと思えば家でYouTube』

連日こういう光景を見せられると『早く2学期が始まってくれないかなぁ。』と、ずっと思っていました。

しかしながらいざ2学期が始まってみると、息子たちがいない店内は、ぽかんと大きな穴が開いたみたいです。午後になると時計を見ながら、息子たちが帰ってくるまでの時間を指折り数えている私は、子離れのできない親バカです(苦笑)

夏休みといえば、妻の姉妹はわりと近隣に住んでいるので、かつて甥っ子、姪っ子たちが頻繁に遊びに来て、何日も泊まったりしていました。

しかしながらどの子も中学生になった途端、遊びに来るのが激減しました。

部活動、塾通い、さらには友達付き合いなども増えるので、考えてみれば当たり前の話です。

やはり子供と一緒に過ごせる時間において、『小学生』と『中学生』の間には大きな壁があると考えた方が良さそうです。さらに言えば『高校生』と『大学生(社会人)』の間の壁はもっと大きいかもしれません。

それにしても長男コースケは間もなく10歳。ついこの間生まれたばかりの気がするのに、ずいぶんと背が高くなり、少しずつ頼もしくなってきました。

今でこそ『パパ、パパ』と気持ち悪いくらいベタベタ寄って来てくれますが、中学生になったコースケに『どこか出かける?』と誘っても『これから部活だから。』とか『〇〇君と遊ぶから。』と、素っ気ない答えが返ってくることが目に浮かびます。

子育てとは『成長の喜び』と『巣立ちゆく寂しさ』という微妙なバランスの上に成り立っていることを、日増しに強く感じるようになっています。

そんなことを考えながら、息子たちとの思い出作りにいそしむ私。

この夏休みも温泉旅行に行ったり、博物館や夏祭り、外食に出かけたり、敷地内でバーベキューしたり、マサキの7歳の誕生日を祝ったりしました。

中でも最大のイベントが私の実家(広島)への帰省でした。私の兄がマツダスタジアムのチケットを入手してくれたので、コースケと野球観戦してきました。

そして広島カープの大勝(10対3)に大盛り上がり&広島の街で大好物の寿司を食べさせてあげました。

この時、妻とマサキは別行動で、新幹線の旅を満喫しながら、美味しそうに駅弁を食べていたようです。

さらに以前から魚釣りに興味があったマサキ、私の兄に近くの海に釣りに連れて行ってもらって、しかも釣り竿まで買ってもらって大喜びでした。二人にとって最高の夏休みだったと思います。

息子たちの成長記録を写真に残すのは私のライフワークと言っても過言ではありません。

そして私のスマホのデータ容量は二人の写真で埋め尽くされています。

それにしても最近のスマホは賢いですねぇ。『8年前』『ハッピーバースデー』『一緒に過ごした思い出』『元気に遊ぶ姿』といった気の利いたスライドショーを、頼みもしないのに連日せっせと作ってくれます。

しかもクオリティが高い!それを見ながらいつも感傷に浸っている私。

時間は決して後戻りしません。

しかしながら思い出は、私の心の中と『スマホ』にしっかりと刻まれています。とにかく息子たちとの時間を大切に、一日一日を楽しく過ごしたいと思っている今日この頃です。

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自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』

かつてはカネボウで化粧品研究員をしていました(口紅やマスカラの処方開発担当)。現在は縁あって(婿養子)香川県で『寝心地ラボ+ byふとんのせいぶ(西部製綿株式会社)』の社長をしています。自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』です。広島県出身の熱狂的カープファン。現在56歳ですが、9歳と6歳の男の子のおっさんパパ。『寝具』や『眠り』のことだけでなく、『子育て』のことを書くこともあります。もと研究員だけあってかなり理屈っぽいですが、出来るだけ読みやすい文章を心がけています。
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