【子供通信】次男マサキは昭和の子!?というお話、そして・・・
この4月から次男マサキが小学校に通い始めました。
生後間もなく大病を患って1か月間以上集中治療室で過ごし、随分と心配しただけに感慨ひとしおです。
『体力的に集団登校に付いていけるかな?』
『マイペースな性格なので、小学校になじめるかな?』
『読み書きが苦手なので、勉強で苦労しないかな?』
など、いろいろ心配もしていました。
大きなランドセルを背負い、半ズボンから出ているか細い脚でひょこひょこ歩いている様子はいたいけで、思わず抱きしめようとしては嫌がられています(苦笑)
最初の頃は妻or私が集団登校に同行しましたが、少し遅れそうになりながらも、頑張って歩いていました。
学校も楽しいようです。読み書きもメキメキ上達しており、本人もそれが嬉しくて仕方ない様子です。『僕、漢字を6個も覚えたんだよ。すごいでしょ?』と言いながら一所懸命書いてくれます。『兄ちゃんは幼稚園の時に難しい漢字をいっぱい書いていたよ。』なんて野暮なことは言わぬが仏、『すごいね。』と頭を撫でてやるとニコニコしています。
マサキは、敷地内での虫捕りに夢中。ダンゴムシ、蝶、蜂、カマキリ、バッタ、カエル、トカゲ、ナメクジ、カタツムリ、ミミズなどいろいろなものを捕まえてきます。
『何でミミズを捕まえるの?』と聞いたところ『魚釣りをしたい。』のだそうです。でも思ったほどミミズが捕れないので、桶に土を張って『養殖しよう』としていましたが、しばらくしたらミミズは干からびていました。ヘビも捕まえよとうとしましたが、さすがにそれはやめさせました。
その他にも段ボールを使って秘密基地を作ったり、地面に深い穴を掘って地下の家を作ろうとしたり、体中泥だらけになりながら、日が暮れるまで何時間でも外遊びをしています。
子供に『マインクラフト』というTVゲームが人気なのだそうですが、それをリアル世界でやっているようなものです。そんなマサキは、妻に言わせると『昭和の子』だそうです(笑)私が子供の頃は当たり前のスタイルでしたが、今時珍しいタイプかもしれません。
それにしても3歳くらいまで頻繁に入退院を繰り返していたとは思えないほどの腕白さです。
実はマサキの病気はいまだ完治しているワケではないんです。でも元気に遊び回っている姿に私の頬は緩みっぱなしです。お兄ちゃんと比べると何事にも奥手で、見ていてハラハラすることも多いのですが、マサキの言動の面白さに私の目は釘付けです。
そんなマサキですが、最近は学校から帰ってくると、暇さえあれば書き書きしています。
つい先ほどの出来事です。『パパ、見て見て!』と、私のところに2枚の紙を持ってきました。それを見て私はびっくり仰天しました。
そこには・・・
『ふとんのせいぶおすすめしるく つくって はかって うる 』
『おまもり かみさまふとんがうれるようにおねがいします とくにしるく』と書いてあります。『しるく』とは『シルク』のことです。
実は当店、これから真綿(シルク)ふとんの販売に力を入れようと考えており、西川さんにご協力いただいてシルクのディスプレイコーナーを作ったばかりなのです。マサキはそのことを知ってか知らずか、シルクをおススメする文言を書いてくれました。念のため付け加えておきますが、入れ知恵は一切ありません。
『すごいね!マサキ』と頭をなでなでしてあげた私。そして『これ売り場に飾っていい?』と聞いたところ、マサキは超嬉しそうです。そして記念撮影。
それにしても子供の発想力には驚かされます。こんな言葉、大人には絶対に書けません。これを見たお客様の笑顔が目に浮かびます。こんな感じでマサキ作のPOPが増えていくと、店内の雰囲気がどんどん楽しくなりそうです♪
私は『マサキが次に何をしでかすのか?』いつも楽しみで仕方ありません。そんな個性を大切にしながら、どうか健やかに育って欲しいと心から願う今日この頃です。
自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』
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