【子供通信】息子たちと一緒に歩いてみた時のこと

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私が豊浜保育所の保護者会長をやっている関係で、最近豊浜地区の機関紙に『子供たちの登下校風景に思うこと』と題した文章を寄稿しました。

その文章を転載するとともに、息子たちの保育所・幼稚園への行き帰りを一緒に歩いたことを徒然なるままに綴ってみたいと思います。

 子どもたちの登下校風景に思うこと

小学三年生の長男は、寒い日も、雨の日でも徒歩で通っています。子供たちの登下校の様子を見かけると、登校時はどの子も無口で速足なのに、下校時はすっかりくつろぎモード。道草しながら楽しそうに歩いています。

次男はこの春から小学生です。来たる通学に備えて、練習のため保育所から一緒に徒歩で帰ったことが何度かあります。道中の虫を追いかけたり、街路樹の下に落ちているどんぐりをポケット一杯拾い集めたり、犬の散歩をしている人に「ワンちゃんの名前は?」と問いかけたりと、大人にとっては単なる通り道に「何?」「なぜ?」がちりばめられているようです。何回か目には「今日はあっちに行ってみよう。」と、道なき道を横切って旧道から国道に出たようなこともありました。息子からすると、さながら大冒険です。

大人の足なら二十分程の距離を、一時間もかけて歩くものですから「集団登校に付いて行けるかな?」と心配ではありますが、三つ年上の優しいお兄ちゃんがフォローしてくれることでしょう。年上の子は年下の子を導き、年下の子は年上の子の背中を追う。何とも微笑ましい光景です。

そして朝、辻々には黄色い手旗を持って見守ってくださる方々がいらっしゃいます。ここ豊浜は、子育てに恵まれた環境だと感じています。

~豊浜地区青少年育成会『育成だより』より~

 

3年前の長男

今から3年前、小学校入学を控えた長男コースケと一緒に、1か月ほど毎朝豊浜幼稚園まで、おしゃべりしながら、途中で写真を撮ったりしながら歩きました。今となってはとても懐かしい思い出です。

そして最近、次男マサキと豊浜保育所から時々一緒に歩いて帰っています。もちろん小学校の徒歩通学に備えての練習ですが、それよりも思い出作りの意味合いの方が強かったりします。

保育所で自分が収穫したダイコンを抱えて

それにしてもマサキと一緒に歩くのは楽しいです。

ドングリを収集

どんぐりを拾い始めたと思ったら、服のポケットやリュックのポケットに入れるだけでは飽き足らず、帽子を脱いで目一杯詰め込みます。さらに虫を見つけて追いかけたり、植物に勝手に名前を付けたり、脇道を見つけたらそっちに行こうとしたり、ネコと触れ合ったり、もしくは『ここの玄関格好いいなぁ、どんな人が住んでいるんだろう?』と、とにかく見るものすべてが興味の対象です。

ネコと触れ合いたいタイム

しかも道中で会う人に対して、人見知りすることなく『こんにちは。』『何をしているの?』『ワンちゃん何て名前?』など、どんどん話しかけていきます。物事に興味津々で人に積極的な姿勢は、これから大きくなっても大切にしてほしいものです。

マサキの積極性はお店でも同様です。最近私たちの接客に割り込んでくる機会が増えてきました。ある時、少し目を離した隙に、人体模型やカットサンプルを持ち出して、マットレスの商品説明的なことを始めていました(笑)それがなかなかもっともらしくて、お客様も微笑ましく見守ってくださっていました。

お客様にマットレスの説明!?

そんなマサキは『将来おすし屋さんになりたい』と言い出しました。

『僕はふとん屋』になると言い続けているコースケは『お店の横にすし屋が出来たら、毎日すしが食べられるから頑張れ♪』と大喜びです。無邪気な二人の息子たちに囲まれて、毎日楽しく過ごさせてもらっています。

 

この記事は自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』が書きました

社長 石川克幸ストーリーはこちら

 

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自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』

かつてはカネボウで化粧品研究員をしていました(口紅やマスカラの処方開発担当)。現在は縁あって(婿養子)香川県で『寝心地ラボ+ byふとんのせいぶ(西部製綿株式会社)』の社長をしています。自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』です。広島県出身の熱狂的カープファン。現在56歳ですが、9歳と6歳の男の子のおっさんパパ。『寝具』や『眠り』のことだけでなく、『子育て』のことを書くこともあります。もと研究員だけあってかなり理屈っぽいですが、出来るだけ読みやすい文章を心がけています。
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