【独自比較】インタイムシリーズ、アクティブスリープベッド対応マットレス10種類

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1.はじめに

   

現在、パラマウントベッド社は健常者向けの電動ベッドフレームを5種類発売しています。
インタイム1000
インタイム2000i
インタイム3000
インタイム7000
アクティブスリープベッド

 

それぞれ機能やコンセプトが異なり、またサイズ展開が異なっています。

そのため機種ごとに組み合わせて使うことが出来るマットレスも異なります。

パラマウントベッド社の公式HPを見ても、電動ベッドの機種ごとに紹介ページが作られ、それぞれの対応マットレスも紹介されています。

しかしながらそれらを見ても、対応マットレスの全体像、さらに言うとマットレスをどのように選んだらよいのか?いま一つ分かりにくいのではないかと思います(少なくとも私が生活者目線で見たらそのように感じます)。

そこで、自称日本一文章を書くのが好きなふとん屋である私が、これらのマットレスに関して、いつもの通りメーカーサイドの情報の受け売りではなく、販売店の立場で独自に比較・解説してみたいと思います。

場合によっては
・ここはイマイチ
・この点にお気を付けください
的なことも忌憚なく書いています。

インタイムシリーズ、アクティブスリープベッドを購入する際、大切なマットレス選びのご参考にしてください。

2023年3月18日放映 RNCシアワセ気分『ぐっすり眠りたい!安眠・快眠特集』に社長が登場、パラマウントベッドについて説明しています

お店は改装前、紹介されているインタイム1000は旧モデルではありますが、インタイムの寝姿勢補正効果について分かりやすく説明しているので、宜しければご覧ください。

 

目次
1.はじめに
2.医療介護用ではなく健常者向けだからこそ
 2-1.私たちの体験談(祖父の場合)
 2-2.私たちの体験談(祖母の場合)
 2-3.元気な人が寝室を快適に過ごすために
3.サイズに関して
 3-1.セミシングル
 3-2.シングル
 3-3.シングルロング
 3-4.セミダブル
 3-5.セミダブルロング
4.マットレスを独自比較
 4-1.対応サイズについて
 4-2.カルムライト
 4-3.カルムコア
 4-4.カルムアドバンス
 4-5.グレイクス
 4-6.スマートスリープライト
 4-7.スマートスリープベーシック
 4-8.スマートスリープアクア
 4-9.アクティブスリープ
 4-10.コンフォートキューブ
5.最後に

 

関連ブログ記事【新インタイム1000の選び方】販売店の立場から独自に徹底解説はこちら  

 

2.医療・介護用ではなく健常者向けだからこそ

 

 

世の中の医療・介護用の電動ベッドの場合、組み合わせて使われるマットレスは寝心地よりも衛生面(洗えるなど)や医療・介護のしやすさ、あるいはコスト面が重視され、寝心地の良さは二の次という印象があります。

2-1.私たちの体験談(祖父の場合)

かなり以前に亡くなった我が家の祖父を自宅で介護していた際に、最初はレンタルしたものを用いていました。

シーツをはぐってみると、表面はビニール(的な)素材でした。汚れが浸透しにくく、拭いたり・洗ったりしやすい反面、ムレる(吸湿性が低い)素材です。

またマットレスの硬さも、かなり柔らかかったです。

柔らかい方がおむつを替えたり、体位を交換する際に、身体の下に手を潜らせやすいとのことでしたが、体格の良い祖父にとっては沈み込みが強すぎて寝苦しそうでした。

たまたま借りたマットレスが悪かっただけかもしれませんが、使用者(祖父)のことよりも、介護者にとって都合の良いマットレスだと感じました。

そこで、(借りてたマットレスは返却し)自店で扱っているマットレスから選んで、使わせてあげることにしました。

かれこれ自宅で10年近く祖父を介護しましたが、おかげさまで祖父はマットレスに対する不満をもらすようなことはありませんでした。  

 

2-2.私たちの体験談(祖母の場合)

祖母は今から約20年前に、旅行先の階段で転倒し、頚髄損傷の大怪我をしました。

現地の病院に約1か月入院した後、地元の総合病院に転院しましたが、かなり瘦せていた祖母は、病院のマットレスが硬いため『痛くて眠れない』と言い出したのです。

そこで、病院の許可を取って、自店で扱っているマットレスを持ち込んで敷かせてもらいました。それ以降祖母は『痛い』というようなことが一切なくなり、リハビリを頑張って無事退院することが出来ました。

その後祖母も自宅で介護することになりましたが、やはりマットレスに関しては祖父の場合と同様に自店で扱っているモノを使わせてあげました。

このように書くと『おじいさん、おばあさんに使わせたあげたマットレスはどれ?』というご質問を受けるかも知れません。実はそのマットレス(そのものではありませんが、後継モデル)もこの記事の後半でご紹介しています。ぜひご一読ください。

 

2-3.元気な人が寝室を快適に過ごすために

 

インタイムシリーズ、アクティブスリープベッドは健常者が気持ち良く眠り、寝室を快適に過ごすための電動ベッドです。そのため寝心地や機能性に優れた数多くのマットレスと組み合わせて使うことが出来ます。

この記事では、それらを独自に比較・解説してゆきます。 

 

3.サイズに関して

 

インタイムシリーズ、アクティブスリープベッドは機種ごとにサイズ展開が異なっています。

そのため、機種ごとに選ぶことが出来るマットレスも異なります。

それぞれのサイズに関してご説明します。

3-1.セミシングル(マットレスサイズ 幅91㎝×長さ191㎝)

セミシングル(マットレスサイズ 幅91㎝×長さ191㎝)

●セミシングルに対応しているモデル
インタイム1000
インタイム2000i

 介護ベッドに準拠したサイズで、通常のシングルサイズより一回り小さいサイズです。 消費税が非課税となりますが、これには以下のような条件があります。

厚生労働省が設けた以下の3つの基準を満たした電動ベッドが非課税となります。

1.(マットレスではなく)ベッド本体の横幅が100cm以下であること
2.手すりが付け可能なこと
3.キャスターが付いていないこと

この条件を満たした場合、電動ベッド本体と同時購入のマットレス1台、及びベッドサイドレール2組(まで)が消費税非課税となります。

 

気を付けないといけないのは、マットレスは電動ベッドと同時購入の場合に消費税非課税となります。

マットレス単体での購入の場合は消費税の課税対象となります。

サイズが小さいことはデメリットと感じられるかもしれませんが、幅が狭い分
・身体が弱った方のベッドの上での移動距離が少なくて済む
・介護する人がアプローチしやすい
というのは逆にメリットなります。

逆に言うと、セミダブルのように幅の広いマットレスの場合、
・身体が弱った方のベッドの上での移動距離が長くなる
・介護する人がアプローチしにくい というのは、デメリットとなります。

とは言え、まずは使用した際のゆったり感はとても重要です。

筆者の体格(身長165㎝、体重55㎏)であれば、それほど狭いとは感じませんが、もっと体格の良い方だとかなり窮屈に感じるかも知れません。

この辺りは実際に体感して、サイズ感を確認しておいた方が良いと思います。

 

3-2.シングル(マットレスサイズ 幅97㎝×長さ195㎝)

シングル(マットレスサイズ 幅97㎝×長さ195㎝)

●シングルに対応しているモデル
インタイム1000
インタイム3000
アクティブスリープベッド

もっとも一般的なサイズと言えます。

セミシングルよりも幅が6㎝、長さが4㎝広がりますので、だいぶゆったり感が出ます。

ちなみに例えばシングルサイズ、セミダブルサイズと言っても、メーカーによって微妙に規格が異なっており、全く同一ではありません。パラマウントベッド社は97㎝×195㎝をシングルサイズとしているようです。

 

 

ベストセラーモデルのインタイム1000の場合、2016年に発売された旧モデルの時には『セミシングル』『セミダブル』しかなく『シングル』を選ぶことが出来ませんでした。

新旧インタイム1000のサイズ比較

2023年にインタイム1000がリニューアルされ、この時に『シングル』が追加になり、選択肢が広がりました。

 

そのためインタイム1000に関しては『シングルサイズ』が販売の中心になっています。

 

3-3.シングルロング(マットレスサイス 幅100㎝×210㎝)

シングルロング(マットレスサイス 幅100㎝×210㎝)

●シングルロングに対応しているモデル
インタイム7000

使用者の身長が180㎝を超えると、長さ195㎝のマットレスでもかなり窮屈(足がはみ出る)に感じるはずです。

その点シングルロングは長さが210㎝もあるので、長身の方でもゆったりです。

しかしながらこのサイズは最上級モデルであるインタイム7000だけに設定されています。そのため対応マットレスが非常に限られています。

 

3-4.セミダブル(マットレスサイズ 幅120㎝×長さ195㎝)

セミダブル(マットレスサイズ 幅120㎝×長さ195㎝)

●セミダブルに対応しているモデル
インタイム1000
インタイム2000i
インタイム3000
インタイム7000

幅が120㎝となり、かなりゆったり感が出ます。

しかしながらセミシングルのところで書いた通り、幅の広いマットレスの場合、
・身体が弱った方のベッドの上での移動距離が長くなる
・介護する人がアプローチしにくい
というのは、デメリットとなります。

やはりご使用者とご家族(将来介護をする予定の人)で、実際のサイズ感を体感しておかれることを選お勧めします。

 

3-5.セミダブルロング(マットレスサイズ 幅120㎝×長さ210㎝)

セミダブルロング(マットレスサイズ 幅120㎝×長さ210㎝)

●セミダブルロングに対応しているモデル
インタイム7000

幅120㎝、長さ210㎝の超ゆったりサイズ。

しかしながらシングルロング同様に、最上級モデルであるインタイム7000だけに設定されています。そのため対応マットレスが非常に限られています。  

 

4.マットレス比較

 

これからインタイムシリーズ、アクティブスリープベッドに対応しているマットレスを独自に比較・解説してゆきます。

4-1.対応マットレスに関して

インタイムシリーズ、アクティブスリープベッド対応マットレスのサイズ一覧

 

ちなみに表の中で赤い字で記載されたマットレス、サイズが当店では販売実績が多いものです。

逆に言うと、黒字で記載のマットレス、サイズはあまり販売実績がありません。

表の中にパラマウントベッド社の純正マットレスが9種類、西川が発売しているマットレスが1種類掲載されています。

これからその1つずつ詳しく解説していきます。

しかしながらこの記事でご紹介するマットレス以外でも、
①サイズが合っている
②電動ベッドの動きに沿う屈曲性を有する という条件を満たせば、他社のものでも組み合わせて使うことは可能です。

メーカー(パラマウントベッド社)的には『推奨しません』という言い方をしているようですが、必ずしもその限りではないと私は思っています。

 

当店でも、この記事で掲載している以外のマットレスをお客様が既に使用されていて、後からパラマウントベッドをご購入というケースが実際にあります。

そういった際には当店独自の基準で使用の可否を判断し、お客様にお伝えしています。想定されるデメリットがある場合は、もちろんそれをお伝えした上であることは言うまでもありません。

それではそれぞれのマットレスに関して、個別に詳しく比較・解説したいと思います。

なお掲載価格ですが、セミシングルは本体価格で、それ以外のサイズは税込価格を表記します。

ただし先ほど書いた通り、セミシングルであってもマットレス単体で購入の場合は、別途消費税が掛かります。

4-2.カルムライト

カルムライトマットレス

最も安価なマットレスですがオススメしません

セミシングル 16,000円(本体価格)

厚さ8㎝の最も安価なマットレス。

ただウレタンマットレスをこれまで多数販売してきた立場として言わせていただくと、カルムライトの厚み(8㎝)と密度ではヘタリやすく、特に体格の良い方であれば1、2年で床付き感が出てしまうと思います。

そのため当店ではカルムライトはおススメしません。

おそらくメーカーも推奨していないようで、セミシングル以外のサイズを作っていません。

ただその一方で、マットレスは後から買い替えることが可能です。初期費用を抑えるために最初はカルムライトを選び、何年か後にもっと上のグレードに変更するという考え方はあるかも知れません。

また過去に、厚みのある温熱敷きふとんを上に重ねて使う前提で、カルムライトを選ばれたようなケースはあります。

 

4-3.カルムコア

カルムコアマットレス

価格を抑えたい方にオススメ

セミシングル 34,000円(本体価格)
シングル 47,300円(税込)
セミダブル 57,200円(税込)

このタイプになるとある程度の耐久性と寝心地が確保できています。ソフト面とハード面、使う面によって寝心地が異なります。

『価格を抑えたい』という人に最も選ばれているマットレスです。

 

4-4. カルムアドバンス

カルムアドバンスマットレス

パラマウントベッド純正マットレスの中では最もオススメ

セミシングル 68,000円(本体価格)
シングル 85,800円(税込)
セミダブル 94,600円(税込)

多層構造にし、厚みを12㎝にすることで、寝心地と耐久性をさらに向上させたモデル。ソフト面、ハード面2種類の寝心地から選ぶことが出来ます。

パラマウントベッド社の純正マットレスの中で、全くコンセプトの異なるアクティブスリープマットレスを除くと、当店で最も推奨しているのがこのカルムアドバンスです。
 
 

4-5.グレイクス(1000、7000)

グレイクスマットレス

純正マットレス唯一のスプリングマットレス

ポケットコイルタイプのマットレス。金属コイルのマットレスですが、電動ベッドの動きに対応した屈曲性を有しています。

 
ちなみに構造は全く同一ですが、長さの違いによりグレイクス1000(長さ195㎝)とグレイクス7000(長さ210㎝、インタイム7000専用)に分けているようです。
 
●グレイクス1000
セミシングル 96,000円(本体価格)
セミダブル  118,800円(税込)
セミダブル 143,000円(税込)
 
●グレイクス7000
シングルロング 132,000円(税込)
セミダブルロング 158,400円(税込)
 
グレイクスは、インタイムシリーズの発売当初はなかったタイプですが、ポケットコイルマットレスを売り慣れている家具屋さんルートからの要望で追加されたとのことです。
 
当店では金属コイルのマットレスは取り扱っていませんので、このタイプのみ取り扱っていません。
 
逆に言うとそれ以外は全てのマットレスを取り扱っており、店頭で体感可能です。
 

4-6.スマートスリープライト

スマートスリープライトマットレス

硬めを好む方には良いかも

スマートスリープマットレスシリーズは3グレードありますが、その中で最も薄手のタイプです。

シングル 79,200円(税込)
セミダブル 94,600円(税込)

この記事に掲載しているマットレスの中で、3種類のスマートスリープマットレスがもっとも古くからあるマットレスです。

私の記憶では2014年にインタイムトラストと同時に発売されました。

その当時は基本的にこの3種類しかなかったので、主力販売していた時期もありますが、現在当店ではほとんど販売実績がありません。

ただ、スマートスリープマットレスは全体的にやや硬めの寝心地なので『硬めのマットレスが好き。』という方には良いかも知れません。

 

READ  西川のコンディショニングマットレス[エアー]~『フィットラボマットレス』『マニフレックス』や『ムアツふとん』との比較論~

裏技的な使い方にはなりますが、『とにかく硬いマットレスが好き。』というお客様に、このカルムライトを裏返した状態(裏返すと相当硬いです)でインタイム3000に載せた実績があります。  

 

4-7.スマートスリープベーシック

スマートスリープベーシックマットレス

今となっては必要性が低いかも

厚み15.5㎝のマットレス(既述のスマートスリープライトは厚み9㎝)。

シングル 132,000円(税込)
セミダブル 158,400円(税込)

先ほど書いた通り、2014年にインタイムトラストと同時に発売されました。

インタイムトラストは1+1モーターで高さ調整が出来なかったため、この上に厚み9㎝のスマートスリープライトを置くと『(マットレス面の)高さが低い』という理由で、このスマートスリープベーシックとの組み合わせをご提案していました。

しかしながら最近では全て3モーター(高さ調整あり)での販売なので、マットレスの厚みが薄いことによる問題がありません。そのため厚みを理由に提案する必要性が無くなりました。従って最近の販売実績はありません。  

4-8.スマートスリーププアクア

スマートスリープアクアマットレス

ロングサイズがあるためインタイム7000と組み合わせて使える 

スマートスリープベーシックの基本構造の中(第1層と第2層の間)に、『アクアセル』という構造を配置しました。 水の流れで体圧分散性を向上というコンセプトのマットレス。

     

シングル 158,400円(税込)
シングルロング 171,600円(税込)
セミダブル 198,000円(税込)
セミダブルロング 211,120円(税込)

ただ、このようなことを書くとメーカーの方からお叱りを受けるかも知れませんが、私はスマートスリープベーシックとの寝心地差がさほどないように感じています。

しかしながらロングサイズ(長さ210㎝)のマットレスの展開が少ないため、インタイム7000との組み合わせで選ばれるケースがあります。

4-9.アクティブスリープ

アクティブスリープマットレス

部位ごとに硬さを変えられるマットレス 

身体を6部位『頭』『肩』『腰』『でん部(お尻)』『ひざ』『かかと』に分けて、それぞれ10段階で硬さを変えることが可能なマットレス。

 

なぜこのようなことが可能かというと、このマットレスの構造に特徴があります。

 

アクティブスリープマットレスは、本質的には『高反発ウレタンマットレス』に分類されます。

しかしながらウレタンとウレタンの間に『エアセル(空気パック)』と『ポンプ』が内蔵されています。これにより部位ごとに空気を出し入れし、マットレスの硬さを調節することが可能です。

マットレスの硬さの調整はスマートフォンで直感的に行うことが可能です(ただし後述のアクティブスリープアナライザーが必要)。

シングル 231,000円(税込)
セミダブル 286,000円(税込)
 
アクティブスリープベッド専用マットレスというイメージがあるかも知れませんが、サイズが合えばインタイムシリーズにも載せることが可能です。
 
操作(硬さ調整)のためには、『操作パネル』もしくは『アクティブスリープアナライザー』の購入が別途必要です。
 

操作パネル

17,160円(税込)
 
価格はアクティブスリープアナライザーより安いのですが、操作性が悪いのでお勧めできません。
 
アクティブスリープアナライザーと連動させて、スマホ操作されることを強くお勧めします。
 

アクティブスリープアナライザー

66,000円(税込)
 
アクティブスリープアナライザーとセッティングすることで、自動運転対応となり、さらにアクティブスリープマットレスの硬さ設定をスマホで行えるようになります。
 
ただし設置する部屋にwifi環境が必須です。
 
またスマホの機種(古いものなど)によっては対応していないものもあります。  
 
 
 
このスマホアプリはとても良く出来ており、直感的にマットレスの硬さ調整が出来るようになります。
 
身長・体重を入力することで、あなたに『オススメの硬さ』が表示されます。それもをもとに使い始めて、さらには日々記憶される睡眠スコアやご本人の感覚をもとに、マットレスの硬さを調整することが出来ます。
 
機能的には優れている(=マットレス内部にエアセルを内蔵することで、硬さ調整可能)ものの、マットレス表層の高反発ウレタンの物性や構造はシンプルです。
 
そのため寝心地そのものは、後述するコンフォートキューブマットレスの方が評価が高いです。

 

4-10.コンフォートキューブ(西川)

コンフォートキューブマットレス(西川)

 
西川は長年にわたってウレタンマットレスに関するノウハウを蓄積しており、そのレベルは他のメーカーを大きくしのいでいる、と私は思っています。
 
そういったノウハウを生かして、西川は様々な物性を有するウレタン素材を積層状に組み合わせ、さらに表面に立体構造を施すことで、体圧分性に優れながら、さらに寝姿勢保持性に優れたマットレス多数発売してきました。

西川のコンディショニングマットレス[エアーSX]

例えばコンディショニングマットレス[エアー]などもその一つです。

 

19年連続当店売れ筋ナンバーワンマットレス『フィットラボマットレス』

 
先ほども書いた通り、西川のウレタンマットレスの基本となる考え方は以下の2点です。
 
1)物性の異なるウレタンを層状に重ねている
2)特殊な立体凹凸構造を施している
 
そしてフィットラボのキューブKマットレスの構造は下記のようになっています。

フィットラボ キューブKマットレスの断面図、 ①体圧分散層、②寝返りサポート層、③体重支持層

上層(図中のベージュ部分)はフィット感のある、柔らかめのウレタンフォーム『デュオセルフォーム』
 
下層(図中の黒い部分)は体重をしっかり支える『高硬度ウレタンフォーム』 からなります。
 
『上層』『下層』の役割は
上層=体圧分散部⇒背中のカーブを優しくすき間なく埋める
下層=寝姿勢保持部⇒余分な沈み込みを防ぎ、しっかり支える
というものであり、この考え方は世の中にある優れたマットレスの多くに採用されているものです。
 
フィットラボマットレス最大の特徴が、このキューブ状の立体構造です。
 
このキューブ構造により、ある部分に加重が掛かった際、その部分だけが独立して沈みこみ、そしてそれ以外の部分には沈み込みが及びません。
 
つまり掛かった圧力をその部分で特異的に吸収する特性を示します。
 
 
言い換えると、このキューブ構造があることによりフィット感、体圧分散が向上します。
 
ちなみに上の方で書いた、我が家の祖父母に使わせてあげたのはこのマットレスです。
 
この構造を活かして、西川がパラマウントベッド用に開発したのがコンフォートキューブマットレスです。

 

西川がパラマウントベッド用に開発したマットレス

コンフォートキューブマットレス(西川)

インタイムシリーズと組み合わせて使うマットレスとして、当店で最も推奨しているのがコンフォートキューブマットレスです。
 
先ほど申し上げた通り、非常に優れた構造・物性を持っています。
 
セミシングル 125,000円(本体価格)
シングル 165,000円(税込)
セミダブル 203,500円(税込)
 
高密着・体圧分散のボディフロート層(上層)
高反発・高密度のベース層(下層)
の2層構造。
 
さらに表面のキューブ凹凸構造でフィット感が大幅にアップ。

厚みは11㎝。『フィット感』と『反発力(寝返りの打ちやすさ)』という相反しがちな2つの要素を極めて高いレベルで両立しています。

当店でインタイムシリーズをご購入頂く際、かなりの比率(約3分の2)で『コンフォートキューブマットレス』を同時購入いただいています。
 
 

5.最後に

 

 
 
ここまで詳しく書いてきた通り、インタイムシリーズ、アクティブスリープベッドと組み合わせることのできるマットレスはバリエーションに富んでいます。
 
それぞれ特徴や寝心地、さらには価格が異なります。
 
この記事で私なりの評価を書きましたが、もちろんお使いの方の好き嫌いもありますので、全く違った評価もあり得ると思います。
 
だからこそ、実際に体感されて、ご自分に合うマットレスを選ぶことをお勧めします。
 
当店では、体型や体圧分散を測定して、マットレス選びをサポートすることも可能です。
 
どうぞお気軽にご相談ください。  
 
 
 
 
 
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自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』

かつてはカネボウで化粧品研究員をしていました(口紅やマスカラの処方開発担当)。現在は縁あって(婿養子)香川県で寝心地ラボ+ byふとんのせいぶ『西部製綿株式会社』の社長をしています。自称『日本一文章を書くのが好きなふとん屋』です。広島県出身の熱狂的カープファン。現在56歳ですが、9歳と6歳の男の子のおっさんパパ。『寝具』や『眠り』のことだけでなく、『子育て』のことを書くこともあります。もと研究員だけあってかなり理屈っぽいですが、出来るだけ読みやすい文章を心がけています。

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