アクティブスリープベッド

『自動運転』というベッドの新しいカタチ

パラマウントベッドから2019年に新発売された『アクティブスリープベッド』

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『平らに眠っている人に入眠角度という新提案』
『眠りを感知するとベッドが自動運転』
というテレビCMをご覧になって、『自動運転って何？』と興味を持たれている方も多いことと思います。

『自動運転』とは『センサーが使用者の睡眠を感知して、ベッドを最適な角度に動かす』という機能を意味しています。

アクティブスリープ　アナライザー

自動運転のカギを握るのが『アクティブスリープ　アナライザー』です。

このセンサーを使用者の胸部部分（肩甲骨のあたり）のマットレスの底部に敷くことで、眠りの質が感知できるようになります。具体的には使用者の『体動（寝返り）』と『脈拍』『呼吸』をモニタリングし、それにより睡眠状態を感知しています。

『アクティブスリープ　アナライザー』はオプション扱い（60,000円の価格設定）にはなっていますが、これを取り付けずして『アクティブスリープベッド』を買う意味はないと言っても過言ではありません。

睡眠の深度を測定する方法としては、大学の研究室などでは、頭のあちこちに電極を張り付け脳波を測るなど、かなり大掛かりな装置が必要となります。しかしながらこの測定方法を日常生活に用いることは不可能です。
これを手軽に行えるように開発されたのが『アクティブスリープ　アナライザー』です。学会発表も行っているそうで『かなりの精度で睡眠の質を測れている』という評価を得ているとか。

睡眠の質はスマートフォンで確認することが出来、毎日の眠りの質を『睡眠スコア○○点』という形で評価もしてくれます。

こういったデータ（使用状況のログ）はパラマウントベッド社の有するクラウドサーバーにも転送され、お客様のご使用状況を確認し、今後のベッドの改良のために役立てられます。
このような機能を用いるために、電動ベッドを設置する部屋にwifi環境があることが必須となります。

実際の『自動運転』はこう動く

さて『スマートスリープアナライザー』の解析により使用者の眠りの状態をモニタリングし、『入眠時』『睡眠中』『起床時』のそれぞれに最適な動きをします。

１．入眠時

入眠時（寝るまで）は体がリラックスできるお好きな角度で使用します。
入眠儀式として『読書をしながら』『テレビを観ながら』という方であれば、頭を起こしたまま眠ることも出来ます。

２．睡眠中

アクティブスリープアナライザーが入眠を感知すると、寝返りの打ちやすいフラットポジションにします。

３．起床時

頭を持ち上げることで寝起きをサポートします。
この起床時の自動運転は以下の4つのパターンから選べます。

• 設定した起床時間になると頭を持ち上げる（設定時間に基づく）
• ①の動き＋スヌーズ機能（動きを実際に起床するまでに最大5回繰り返す）
• 設定した起床時間を基準に、身体が覚醒する準備が整った状態をセンサーが感知して頭を持ち上げる（設定時間＋覚醒状態に基づく）
• ③の動き＋スヌーズ機能（動きを実際に起床するまでに最大5回繰り返す）

曜日ごとの設定が可能

これらの自動運転は、曜日ごとに設定を行うことが出来ます。

平日と休日で生活のパターンが異なる方も多いはずなので、それに合わせて曜日ごとに設定を変えることも可能です。

『自動運転』はアクティブスリープベッドの中核的な機能

この自動運転は『アクティブスリープベッド』の中核となる機能です。
パラマウントベッド社が収集している使用状況ログの解析結果によると、自動運転はご購入者に最も喜ばれ、最も利用されている機能だそうです。

スマートフォンをコントローラーとして使用可能

もともと設定されているポジションは
『入眠』『リラックス』
『読書、テレビ』『呼吸』
『足楽』『腰楽』
『食事』『フラット』

これに加えて
『じぶん』というお気に入りの角度を記録することが可能です。
また、あらかじめ設定されている『○○ポジション』に関しても、使用者の好みに合わせて微調整することも出来ます。

アクティブスリープマットレス

『自動運転』と並んで、アクティブスリープベッドの目玉となる機能が、部位別に硬さを変えられる『アクティブスリープマットレス』です。

身体を6部位『頭』『肩』『腰』『でん部』『ひざ』『かかと』に分けて、それぞれ10段階で硬さを変えることが可能です。
なぜこのようなことが可能かというと、このマットレスの構造に特徴があります。

アクティブスリープマットレスは、本質的には『高反発ウレタンマットレス』に分類されます。
しかしながらウレタンとウレタンの間に『エアセル（空気パック）』と『ポンプ』が内蔵されています。これにより部位ごとに空気を出し入れし、マットレのスの硬さを調節します。

マットレスの硬さの調整はスマートフォンで直感的に行うことが可能です。
マットレス自体にも専用のコントローラーが付属していますが、正直申し上げて使い勝手が悪いです。

なお『アクティブスリープマットレス』はオプション扱いとなっており、パラマウントベッド純正の
『スマートスリープ　ベーシック　マットレス』
『スマートスリープ　アクア　マットレス』
を選ぶことも可能です。

さらに言えば、他社のマットレスであっても

• マットレスのサイズが合っている
• マットレスが電動ベッドの床板の動きにマッチする屈曲性を有している（スプリングマットレス等の硬いものは不可）

などの条件を満たせば、組み合わせることが可能です。

詳しくは、西部製綿公式ブログの関連記事『アクティブスリープベッド』と組み合わせて使える『マットレス』に関する考察をご覧ください（↓）。

『アクティブスリープベッド』は主にとして40歳代～60歳代の健康な方がより快適に眠るための電動ベッドです。『アクティブスリープベッド』は将来の介護用としての使用は一切想定していません。

そのため

• モーター数が1＋1モーター（背上げ、脚上げ）の設定のみです。高さ調整が出来ません。
• 手すりなどのオプションも対応していません。

従って『自動運転』などの機能が欲しいが、将来的には介護用としての使用も想定しているという方には『インタイム2000i』『インタイム3000』のご購入をお勧めします。

インタイム2000iのページはこちら

インタイム3000のページはこちら

より詳しく知りたい方は、西部製綿公式ブログの関連記事　『アクティブスリープベッド』と『インタイム2000i』を販売店の立場から独自解説　をご覧ください（↓）。

『アクティブスリープベッド』のスペック及び価格

サイズ

シングル、セミダブルから選べます。

カラー

ファブリックカラーは6色から選べます。

対応マットレス（純製品）

①スマートスリープベーシックマットレス
　オーソドックスな寝心地のウレタンマットレス
　・シングル　　132,000円（税込）　W97×L195×H15.5㎝　
　・セミダブル　158,400円（税込）　W120×L195×H15.5㎝

②スマートスリープアクアマットレス
　パックに入った水の流れ（凹凸）で体圧分散性を高めたマットレス
　・シングル　　158,400円（税込）　W97×L195×H15.5㎝
　・セミダブル　198,000円（税込）　W120×L195×H15.5㎝

③アクティブスリープマットレス
　6分割した部位ごとに10段階で硬さを変えられるマットレス
　・シングル　　231,000円（税込）　W97×L195×H16㎝
　・セミダブル　286,000円（税込）　W120×L195×H16㎝

※他社のマットレスであっても

• マットレスのサイズが合っている
• マットレスの厚み
  ・シングルサイズの場合は20㎝以下
  ・セミダブルサイズの場合は16㎝以下
• マットレスが、電動ベッドの床板の動きにマッチする屈曲性を有している（スプリングマットレス等の硬いものは不可）

という条件を満たせば、組み合わせることが可能です。
マットレス対応の可否に関してはご相談ください。

オプション

・専用リモコン（有線）　17,160円（税込）
　万が一スマートフォンが使えなくなった際のために取り付けることを推奨しています。

・ハイトスペーサー　17,160円（税込）
　脚部に取り付けることでベッドの高さが11㎝高くなります。

・キャスター　14,520円（税別）
　脚部に取り付けることで高さが6㎝高く＆移動可能になります。

代表的な組み合わせ価格例

• シングル　アクティブスリープベッド（アクティブスリープアナライザー付き）＋スマートスリープベーシックマットレス　429,000円（税別）

• シングル　アクティブスリープベッド（アクティブスリープアナライザー付き）＋アクティブスリープマットレス＋専用リモコン＋キャスター　570,680円（税別）

• セミダブル　アクティブスリープベッド（アクティブスリープアナライザー付き）＋スマートスリープベーシックマットレス　521,400円（税別）

• セミダブル　アクティブスリープベッド（アクティブスリープアナライザー付き）＋アクティブスリープマットレス＋専用リモコン＋キャスター　680,680円（税別）