ライフスタイルや予算に合わせて
デザインや機能が選べる電動ベッド、
しかも低価格化を実現

2016年に『いまほしくなるベッドであること。やがてほしくなるベッドであること。』というキャッチコピーのテレビCMと共に、華々しく登場したのが『インタイム1000』です。
『健康な方が寝室を快適に過ごすための電動ベッド』しかも『将来介護用として使用可能』というコンセプトは先行モデルである『インタイムコンフォート』や『インタイムトラスト』と同一です。しかしながら『インタイム1000』は以下の2つの理由で画期的でした。

  • ライフスタイルや予算に合わせてサイズ(セミシングル、セミダブル)、デザイン(ヘッドボードの形状、フットボードの有無、カラー)、機能(モーター数)マットレスの様々な組み合わせから選べる。
  • 先行モデルと比べて大幅な低価格化を実現。

特に画期的だったのは2)の低価格化です。
先行モデルの『インタイムコンフォート』(シングルサイズ、3モーター)が430,000円であったのに対して、『インタイム1000』のセミシングルサイズ、3モーターで最も低価格な組み合わせが185,000円です(発売当時、現在は198,000円)。しかも後者は消費税非課税です。
セミシングル(マットレスサイズ91×191㎝)というサイズ設定を用いることで、普及している介護、医療用の電動ベッドと共通の部品を用いることで実現した低価格です。『インタイム1000』の登場以降、同社の健常者向けの電動ベッドの販売台数は大幅に伸びたそうです。
それでは『インタイム1000』に関して詳しく解説してゆきたいと思います。

インタイム1000の特徴① サイズが選べる

セミシングルサイズ(マットレスサイズ91×191㎝)

『インタイム1000』の定番サイズです。
このサイズは介護ベッドのサイズに準拠していますので消費税が非課税となります。

しかしながら91×191㎝というサイズは通常のシングルサイズ(100×200㎝)よりも一回り小さく、背の高い方や体格のがっちりしている方が使用すると窮屈に感じる場合があります。

実際に寝てみてそのような感じがないことを事前に確認することをお勧めします。

セミダブルサイズ(マットレスサイズ120×195㎝)

発売当初は設定のないサイズでしたが、2018年に追加されました。
セミシングルと比べて幅で29㎝、長さで4㎝広がるのでかなりゆったり感が出ます。
その反面、介護用としての使用になった際に、介護者と被介護者の距離感が遠くなり、介護がしにくくなる場合があります。距離感をご購入前に確認しておいた方が良いかも知れません。

また消費税の非課税対象ではありません。

インタイム1000の特徴② 機能(モーター数)が選べる

電動ベッドの中心的な機能であるモーター数。ご購入後に変更することは出来ませんので、しっかりと選びたいところです。

1+1モーター(背上げ+脚上げ)

高さ調整がないため、将来の介護用としての使用は想定せず、若くて健康な人が快適に眠るための設定です。
3タイプの中では最も安価です。

2モーター(背上げ+高さ調整)

介護のことを想定して高さ調整はいるけど、予算を抑えるために脚上げまでは必要ないという設定です。
価格設定としては1+1モーターと比べて+20,000円です。

3モーター(背上げ+脚上げ+高さ調整)

背上げ、脚上げ、高さ調整全てできる設定。

3タイプの中では最も高価な設定で、1+1モーターと比べて+40,000円です。

当店でおススメするのは『3モーター』

ご購入後にモーター数の変更は出来ません。
せっかく電動ベッドをご輸入されるのであれば、『高さ調整』機能はあった方が好ましいと思います。『1+1モーター』と『3モーター』の価格差は40,000円に過ぎませんので、せっかくご購入するのであれば、当店では『3モーター』を推奨しています。
これまで当店で『インタイム1000』をご購入いただいた方全員が『3モーター』を選ばれています。

インタイム1000の特徴③ ヘッドボードのデザインが選べる

スクエアタイプ(シンプル)

最もシンプルなヘッドボードのタイプ。価格的に最も安価です。

キューブタイプ

いわゆる宮付きのタイプ。
棚板にスマートフォンやメガネなどを置くことが出来ます。また側面の2口コンセントでのスマートフォンの充電や照明を設置できます。
価格的にはスクエアタイプ+20,000円です。

ラウンドタイプ

ボード部分にエンボス加工が施されている最も個性的なヘッドボード。3タイプの中で最も高価で、価格的にキューブタイプ+40,000円です。
ちょっと個性的すぎて、好き嫌いが出やすいかな?というのが本音です。
今のところ、当店でこれを選ばれた方はいらっしゃいません。

当店でオススメするのは『キューブタイプ(宮付き)』です。

ヘッドボードに関しては、後から変更することが出来なくはありません。しかしながら最初からきっちり選びたいところです。 そして、当店でお勧めするのは『キューブタイプ(宮付き)』です。

やはり枕元にいろいろ小物が置ける&コンセントがある方が便利だと思います。
しかしながら1点だけご注意を。

スクエアタイプ(シンプル)とキューブタイプ(宮付き)でベッド自体の寸法(長さ)が10㎝違います。つまりキューブタイプ(宮付き)の方が10㎝長いです。
シンプルなスクエアタイプ⇒長さ203.5㎝
宮付きのキューブタイプ⇒長さ213㎝
電動ベッドを設置する部屋の間取りが十分に広い場合は、10㎝の違いは全く問題ありません。
しかしながら寝室が狭い場合、10㎝の違いで部屋の使い勝手が違ってくる事が想定されます。

さらに付け加えますと、インタイム1000は高さ調整の際に、垂直に昇降すのではなく、若干斜めに昇降します。そのためベッドフレーム本体の長さ+約10㎝のスペースを必要とします。
このためベッドの設置スペースとしては、以下のスペースが必要となります。
スクエアタイプ⇒ベッド全体の長さ203.5㎝+約10㎝
キューブタイプ⇒ベッド全体の長さ213㎝+約10㎝
以上のことを踏まえて、部屋の間取り(寸法)を事前にしっかり確認することをお勧めします。

インタイム1000の特徴④ フットボードのありなしが選べる

ハリウッドスタイル(フットボードなし)

フットボードなしのシンプルスタイル。

ヨーロピアンスタイル(フットボードあり)

フットボードありのスタイル。
価格的にハリウッドスタイル(フットボードなし)比べて+10,000円。

当店のおススメは『ハリウッドスタイル(フットボードなし)』ですが・・・

フットボードのありなしは、見た目だけの問題だと思われるかもしれませんが、実は大切なポイントが2つあります。

  • 1.使う方の身長の問題

セミシングルのマットレスの長さが191㎝、セミダブルのマットレスの長さが195㎝です。そのため長身の方が使われる場合、フットボードがあると窮屈に感じるはずです。身長が175㎝を超える場合はお気を付けください。

  • 2.足腰が弱った方にはフットボードがある方がベッド周りの移動が楽という面も

私自身、高齢者の介護をした経験があります。ご高齢で足腰の弱った方にとってみれば、健常者からは想像も出来ないほど些細なことが、使い勝手に影響してくることを目の当たりにしました。

  • ベッドの高さ数㎝の違いで上り下りのし易さが違う
  • ベッドの左右、どちらからアプローチするかで上がり下りのし易さが違うなど。

そういった意味では足腰の弱った高齢者からすると、フットボードが手すりの代わりになり、ベッド周りの移動がしやすい場合があります。ですから介護用としての使用を想定する場合、その辺りはご考慮すべきポイントだと思います。

インタイム1000の特徴⑤ カラーが選べる

『インタイム1000』はヘッドボードやフットボード、サイドフレームの色を選ぶことが出来ます。

サイズ×ヘッドボードの形状×フットボードの有無×カラー、様々な組み合わせを一部ご紹介

電動ベッドに関して、デザインや色などの見た目はあくまでも二次的な要素に過ぎませんが、『寝室を快適に過ごす』という意味では、見た目にバリエーションがあるのは嬉しいポイントです。

ここで代表的な組み合わせを一部ご紹介します。

当店で実際にディスプレイしているタイプです。セミシングル、キューブタイプ(宮付き)、ハリウッドスタイル(フットボードなし)の色:ダークオーク。
様々な組み合わせから選べるとはいえ、実際にディスプレイしているこのタイプが当店では圧倒的に数多く出ます。

年配の方におススメのスタイル。シンプルなヘッドボードに、移動の際の手すりの代わりにもなるフットボード付き。色はナチュラルブラウン系統。

セミダブルサイズ。かなり個性的な雰囲気。置く部屋を選びそうです。
組み合わせが豊富で、選び方が難しそうに思われるかもしれませんが、『インタイム1000』の公式WEBページにはシミュレーターがあります。

シミュレーターを使えば様々な組み合わせをシミュレートすることができ、なおかつ見積もり金額も明示されますので、ご興味のある方は是非お試しください。

インタイム1000の特徴⑥ マットレスが選べる

寝心地に大きな影響を与えるマットレス。いくら電動ベッドの機能が優れていても、マットレスが良くないと寝心地は良くありません。
従来の医療・介護用の電動ベッド用マットレスは、衛生面(洗える、防汚性)や介護者の作業性(おむつ替えの際に下に手を入れ易くするために柔らかくする)などが重視され、寝心地が二の次という印象がありました。
しかしながら『インタイム1000』は『健康な人がより良い寝室ライフを楽しむ電動ベッド』ですから、マットレスもいろいろな寝心地から選べます。

カルムライト

『インタイム1000』の純正マットレスの中では最も安価なマットレス。

  • セミシングル 16,000円(本体価格)
  • セミダブル  設定なし

しかしながら材質的に・体重が重い方が使用した場合床付き感が出やすい・ヘタリ易い(耐久性が悪い)などの点が気になるため、当店では推奨していません。

カルムコア

このタイプになるとある程度の耐久性と寝心地が確保できています。

  • セミシングル 34,000円(本体価格)
  • セミダブル  57,200円(税込)

ソフト面とハード面、使う面によって寝心地が異なります。
当店では『予算を抑えたい』という方にはこのタイプを推奨します。

カルムアドバンス

多層構造にし、厚みを12㎝にすることで、寝心地と耐久性をさらに向上させたモデル。
ソフト面とハード面で2つの寝心地が選べます。

  • セミシングル 68,000円(税別)
  • セミダブル  94,800円(税込)
グレイス1000

ポケットコイルタイプのマットレス。金属コイルのマットレスですが、電動ベッドの動きに対応した屈曲性を有しています。

  • セミシングル 96,000円(本体価格)
  • セミダブル   143,000円(税込)

『インタイム1000』の発売当初はなかったタイプですが、ポケットコイルマットレスを売り慣れている家具屋さんルートからの要望で追加されたとのことです。
当店では金属コイルのマットレスは取り扱っていませんので、このタイプは取り扱っていません。

コンフォートキューブマットレス(西川)

当店で一番推奨しているマットレス。
当店で売れ筋ナンバーワンのフィットラボ キューブKマットレス(メーカー:西川)の電動ベッド対応モデルです。

  • セミシングル 125,000円(本体価格)
  • セミダブル  202,200円(税込)

高密着・体圧分散のボディフロート層(上層)と高反発・高密度のベース層(下層)の2層構造。さらに表面のキューブ凹凸構造でフィット感が大幅にアップ。厚みは100㎜。
『フィット感』と『反発力(寝返りの打ちやすさ)』という相反しがちな2つの要素を極めて高いレベルで両立しています。
当店で『インタイム1000』ご購入頂いた際、かなりの比率(約4分の3)でこのコンフォートキューブマットレスを同時購入いただいています。

インタイム1000の特徴⑦ 将来的に介護用ベッドとして使える

上記は『インタイム1000』を実際に介護用として使った場合のイメージ図です。

パラマウントベッド社は医療・介護用の電動ベッドの国内シェアは圧倒的に国内ナンバーワンです。医療、高齢者施設の約7割、在宅介護ベッドの6割以上がパラマウントベッド製です。そのため介護オプションも充実しています。

インタイム1000の特徴⑧ 品質の割に価格が手ごろ

『インタイム1000』は医療・介護用ベッドと共通の部品を用いることで低価格を実現しました。
もちろん市場にはもっと低価格な電動ベッドもありますが、それらは東南アジア製で、しかも作りも簡素です。『インタイム1000』は国産(千葉工場)で、作りもしっかりしています。
先行モデルの『インタイムコンフォート』(シングルサイズ、3モーター)が430,000円であった(現在は廃版)のに対して、『インタイム1000』のセミシングルサイズ、3モーターで最も低価格な組み合わせが198,000円で、しかも消費税非課税です。

セミシングルの価格

セミシングルは『電動ベッド本体』および同時購入の『マットレス』と『手すり』が消費税非課税となります。

セミダブルの価格

なおセミダブルは消費税の課税対象です。

インタイム1000の特徴⑨ アフターフォローが万全

『インタイム1000』の購入者は『クラブパラマウント』に登録することが出来ます(入会金、年会費無料)。クラブパラマウントの特典は4つです。パラマウントベッド社の文言をそのまま掲載します。

  • 特典1 メーカー保証期間を1年から3年に延長します
  • 特典2 買い上げ頂いたINTIMEシリーズのベッドが不要になりましたらお引き取りします。
  • 特典3 お客様のご要望に応じて、専門スタッフがお宅に訪問し、ベッド用グリップ、ベッドサイドレールの取付作業を無償で行います。
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