【納品事例】喘息(ぜんそく)対策にアクティブスリープベッド(いびき、睡眠時無呼吸対策にも有効) [丸亀市 Yさま]
納品事例
セミダブル アクティブスリープベッド
セミダブル アクティブスリープマットレス
の組み合わせです。
ファブリックの色も選べますが、ミスティチェックです。
納品までの流れ
Yさまは50歳代の女性です。
お話をお聞きすると、
『喘息(ぜんそく)があるので、頭を高くしないと入眠することが出来ない』
『頭を高くしたままで寝てしまうと、寝返りが打てない』
『入眠後は頭を下げたい』
とのことでした。
こういった方に『アクティブスリープベッド』はまさにぴったりです。
入眠まで
頭を上げることで、横隔膜が下がり、気道が確保しやすくなるので、呼吸が楽になります。
喘息はもちろん、いびきや睡眠時無呼吸、さらには逆流性食道炎にもオススメの使い方です。
しかしながらこの角度では寝返りが打ちにくい(横向きになりにくい)です。
入眠後
そこで、入眠後はセンサーが感知してくれて、自動的にフラットに戻してくれます。
入眠後の角度として、フラット(0度)はもちろん、5度、10度、15度と5度刻みで設定が可能です。
使用者の眠りの状態を感知して、角度を自動調整してくれる機能が『自動運転』です。
テレビCMなどでよく流れているので、聞いたことがあるという方も多いと思います。
自動運転のカギは『アクティブスリープアナライザ―』
自動運転のカギは『アクティブスリープアナライザー』です。
このアナライザーが使用者の呼吸、脈拍、体動をモニタリングして、覚醒もしくは睡眠(さらには睡眠の深さ)判定しています。
こういった操作は全てスマホで設定可能で、しかも毎日の睡眠のスコアを記録してくれます。
その中にはもちろん『呼吸』も含まれますので、「自分の睡眠中の呼吸状態をモニタリングできるベッド」と言えます。
『喘息』の方はもちろん、『いびき』『睡眠時無呼吸』でお悩みの方には、アクティブスリープベッドの使用をご検討されてはいかがでしょうか?
電動ベッドで背上げをすることで呼吸が楽になる
今回の事例は『喘息』対策でしたが、電動ベッドによる背上げは『呼吸を楽にする』効果(=いびき、睡眠時無呼吸対策)が高いです。
『いびき』もしくは『睡眠時無呼吸』の対策として、最も初歩的なものとして『横向き寝』が挙げられます。
横向きで寝ることで、口蓋垂(のどちんこ)の落ち込みによる気道の閉塞が起こりにくくなります。
しかしながらずっと横向きで寝るのは、骨格的には良くありません。やはりより良い睡眠を取るためには、仰向きで寝たいものです。
そこで推奨したいのが、電動ベッドによる背上げです。
パラマウントベッド社の公式HPから引用します。
横向きで眠ることでいびきの改善が期待できることをご紹介しました。とはいえ、人によっては横向きでずっと眠るのが難しい場合もあるでしょう。そこで、仰向けで寝る時でも同じ効果が期待できる方法があります。
パラマウントベッド社の公式HPからの引用
その方法とは、背の部分に角度をつけることです。基本的に仰向けに寝ると腹部臓器は胸腔側にも広がり、それが横隔膜の動きを制限して呼吸がしにくくなるのです。しかし、背の部分に角度をつけてあげることで、腹部臓器が重力で下がり、横隔膜への圧迫が避けられるので呼吸がしやすくなります。
補足 ファウラー位(ファーラー位)に関して
医療・介護で用いられる用語に『ファウラー位(ファーラー位)』があります。
これは背中を45度に起こした姿勢のことです。横隔膜が下がり、内臓が肺を圧迫することが軽減されるため、呼吸が楽になることが知られています。
その分臀部(お尻)などに体圧が集中しやすくなるため、褥瘡(床ずれ)になりやすくなると言われており、注意が必要です。
背中を起す角度を15~30度にしたものをセミファウラー位と呼びます。こういった形で、背中を起すことにより呼吸を楽にするという手法は、医療・介護の世界では当たり前に行われています。
電動ベッドを用いることで、このような寝姿勢補正を、ご家庭で手軽にできるようになります。
健常者が使った場合にも、背中を少し持ち上げることで『呼吸が楽』という実感が得られるはずで、『いびき』の軽減にも大いに有効です。
この他に、睡眠時無呼吸の方、逆流性食道炎の方なども改善が期待できます(もちろん実感できる効果には個人差があります)。
実際当店でパラマウントベッドをご購入いただいた方から
・呼吸が楽になった
・いびきが軽減された
といったお声を数多く頂戴しています。
担当者からのコメント
アクティブスリープベッドはテレビCMされており、さらにはTV番組などでも良く取り上げられるため、パラマウントベッド社が販売している健常者向けの電動ベッド
・アクティブスリープベッド
・インタイム1000
・インタイム2000i
・インタイム3000
・インタイム7000
の中で最も知名度の高いモデルと言えます。
当店にも『アクティブスリープベッドを見せてください』という方が多く来店されます。
しかしながらそのお客様が70歳以上であった場合、当店では『アクティブスリープベッド』をそのまま販売することはせず、『インタイム1000』や『インタイム3000』をご提案しています(どちらもオプションでスマートスリープアナライザーを取り付けることで自動運転に対応可能)。
なぜならアクティブスリープベッドは
・高さ調整が出来ない
・サイドレールを取り付けできない
などの点において、将来の介護での使用を想定してしていないからです。
しかしながら今回のYさまに関しては、50歳代ということでアクティブスリープベッドをお買い上げいただきました。